消される

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一人でも平気だった。機械的に、ただ、毎日を過ごせばいいと思っていた。遣り甲斐は感じていたけれど、お世辞にもいい環境とは言えなかった。それでも、毎日ただ過ごせばいいと思っていた。それは一人でいても、どこかで繋がっていると思っていたから。だけど、今は独り。
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