第1章

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その日の夜は週末のせいもあってか妙に客がたて混んだ。 なのにどこか上の空の青羽は凡ミスを繰り返して、 同僚に眉を顰められた。 多紀ともう一度顔を合わせるのは、 正直怖かった。 投げつけられるだろう言葉を予想するだけで胸苦しささえ覚える。 そんな自分に苦い笑いが零れた。
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