第1章

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「酷いこと、 して、 ごめんなさい……でも、 俺――俺は」 「……謝ってもらうために、 来たんじゃない」 返ってきたのは静かな声。 え?と青羽が顔を上げた。 「だって……ずっと来なかったのは――俺のこと……」
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