吸血保健室

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「大丈夫だよ鉄剤ならたくさんある」 先生は自分の机の引き出しから「どう?痺れてきた?」 「もぅ……言うなぁ」 一旦先生は俺の首筋から牙を離した。 すると口端から赤い血が垂れてゆく。 「血ぃ垂れてるよ」 「うん、優夜くんも味見しなよ」 「はぁ!?何言って……んんんっ」 あっという間に上に乗っかられ、先生の舌が俺の舌をいじった。 「……まずい!鉄の味しかしない」 「おっかしいなぁ、こんなにも甘くてフルーティなのに」 「そりゃそうだろ!先生は吸血鬼なんだから!てか離せ!」 上にのしかかる保健室の吸血鬼は未だに不敵な笑を浮かべている。 「もっとさぁ、いろんなところから血を吸いたい」 「やぁっ……やめ、ろ」 ガバッとシャツを開かれ、白い胸が露になる。 「はぁあん……っ!」 「……エロい声」
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