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旧ソ連邦の中央アジア5か国
今はそれぞれ独立国となった旧ソ連の中央アジア5か国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、トルクメニスタン)でも、ナンは常食となっている。
ウズベキスタンではサマルカンドのナンが伝統的に一番美味といわれ、サマルカンドのナンは5cmくらいの厚みがあり、中央が深くくぼんでいて(くぼみに装飾を施す場合もある)、堅く焼きあがってすぐ食べる時には中央のくぼみへバターを置いて多少溶かし、手でナンをちぎると同時にバターもすくいながら食べるのが一般的である[5]。 ウズベキスタンにはナンにまつわるさまざまな逸話が伝わっており、兵士が出征する前にナンを壁に貼り付け、落ちてしまったら不吉の前兆で、無事出征から帰ったらナンを壁から外して祝う。 [6]
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