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ふらっとした瞬間、その男は私の体を支えるために抱き抱えるような姿勢をとる。
『この子、強情だなぁ…。でもかわいいし、処女だと思うし…。これはなんとかして手に入れたいなぁ…』
心が入ってくる。
「え!か、か、かわ……」
が、想像とあまりに違う評価に思わず声をあげる。
「??今俺いったっけ…」
そう、私は人に触れるとその人の心が読めてしまうのだ。
「すいません、失礼しま…」
そう言って足を引きずると手足から滲んでいた血が露わになる。
それをみた目の前の男は、こともあろうに。
「何するんですか!!!?」
ペロリと血を舐めていた。
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