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その苦痛とまた違う苦痛が雪たちを襲った。
それは、彼女はとりあえず太いのですぐに汗をかく。
それなのに、物凄い勢いでボールを取りに来る。
それのせいで、彼女の汗が雪たちにかかるのだ。
雪や智遥は彼女に聞こえる声で『汚い』や『近づいてくんな』など、鋭い言葉を投げかけるが、彼女は自分が太っているとは夢にも思っていないので、誰に言っているんだろう~?ぐらいよ気持ちである。
雪や智遥の苦痛はバスケットボールの期間が終わるまで続いた。
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