第2章【20AN年4月1日(真月曜日)】

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陰陽師 悪狐 道義 (アクキツネ ミチタダ) 「どうやら…3年前の亡霊が まだのさばってるようだな…」 悪狐が建物の5階を見る そう…3年前に俺の部屋があった所… 「にゃにゃにゃ! 手強そうなやつがいるにゃ! にゃははははっ にゃーが相手になるにゃ!」 こいつも、俺のパートナー… 元猫娘の姐さん(あねさん)だ 色々あって一本角が生えた… 生前は野良猫だったらしい だが、人間に処分され… その恨みが形をなしたらしい… 最初に呼び出した時は猫耳と 猫の尻尾が生えていた 色々あって…というのは 彼女に野良猫達の怨念が宿った つまり彼女は悪霊だ… 悪霊と悪霊なんて良い勝負だとは思うが… 今の彼女には悪魔の尻尾が生えてる インプもどきだと言っていた… ちなみに身長は170㎝ 俺とは8㎝差がある… 陽明よりは背が高い ちなみに彼女の名前も長いんで 俺は勝手に姐さんと呼んでる 彼女の名前も伝えとこう… ″ニャニーナ=ニャゴニャル・ニャーガ=ニャリンニャ・リンニャ″ 猫語ではないれっきとした 彼女の名前だ… 甘えてくる事もあるが 彼女は猫をかぶってるだけ… 悪霊に甘えられても嬉しくない… 因みに姐さんは 手の爪と足の爪、悪魔の尻尾で戦う… かなりすばしっこいんで 闇討ちも可能だ 暗闇でもよく見えるらしい…
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