第2章【20AN年4月1日(真月曜日)】

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死霊術師(ネクロマンサー) 影山 光 (カゲヤマ ミツル) 「姐さん戻れ!」 姐さん 「はいにゃ~♪」 俺は姐さんを自分の背後に呼び戻した すかさず悪狐がお札を倒れた 四つん這い女に投げつける 陰陽師 悪狐 道義 (アクキツネ ミチタダ) 「悪霊退散! 成仏するがいい!″封″!」 その四つん這いの口裂け女は お札の効力と悪狐の詠唱で 地面をのたうち回ると 光に包まれて消えていく その姿は生前のものに戻り その女はありがとう…と昇天した… 死霊術師(ネクロマンサー) 影山 光 (カゲヤマ ミツル) 「んじゃ…寮に入りますか…」 俺は悪狐と陽明より先に 1棟寮内に入ると階段を登ろうとした 巫女 陽明 聖母 (ヨウメイ マリア) 「影山くん…このさいなので エレベーターの亡霊を呼び出してみませんか?」 それは遠回しにエレベーターに 一緒に乗って欲しいという意味だが… 俺は悪狐に視線を向ける悪狐は頷いた 死霊術師(ネクロマンサー) 影山 光 (カゲヤマ ミツル) 「わかった…やってみよう…」 と俺は頷いてエレベーターに向かい 上矢印のボタンを押す まだ、動いてることに驚いた…
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