第2章【20AN年4月1日(真月曜日)】

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爆風がここまで来た…! 俺のフードが外れちまいそうだったが 俺はフードを押さえた 水場の亡霊は爆発に飲まれながら 一発で昇天した… さぞ、苦しかっただろうが… とりあえず…1棟寮は制圧したな… 死霊術師(ネクロマンサー) 影山 光 (カゲヤマ ミツル) 「…さて、次は 2階の空中庭園にでも行ってみるか?」 俺は悪狐と陽明を交互に見る 巫女 陽明 聖母 (ヨウメイ マリア) 「あれから3年も経ってるので 吊るされた遺体は腐ってるでしょうが 仕方ありません…行きましょう」 陽明が頷く 陰陽師 悪狐 道義 (アクキツネ ミチタダ) 「いいだろう…空中庭園の亡霊も成敗だ」 と悪狐も頷いた 死霊術師(ネクロマンサー) 影山 光 (カゲヤマ ミツル) 「んじゃ、決まりだな…」 俺は首に提げていたヘッドフォンを 再び頭に装着して 二人より先に進み始める 【ダークサイド学園】はすぐそこだ 3年前の亡霊が暴走する前は ごく普通の生活を送ってたが… まさか、こんなことになるとはな 若干、思い出を振り返っていたが 今はそれどころじゃなかった… 俺等はしばらくあるいて 【ダークサイド学園】に向かう
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