第2章【20AN年4月1日(真月曜日)】

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俺等は今 【ダークサイド学園】の昇降口にいる 廊下をさまよってる、不良共の死霊達… ここは死霊術師(ネクロマンサー)の 俺にとっては好都合な場所だな… とりあえずはおいといて 俺等は階段をのぼっていく 2階についてすぐに白骨化が進んだ 死体が大量にぶら下がっていた… なにやら粘液を垂らしていて 床は臓器や汚物やらで汚れていた かなり滑りやすくなっている… ときおり、吊るされた死体にぶつかると ロープがもろくなってるせいか ぶつかった死体は床に落下する 俺はそれを踏みそうになったが すんでで動きを止めて避けて進む… それにしても邪魔な死体共だな… ようやく、空中庭園の前につき 俺等はそこに入った… 空中庭園の芝生の色はすでに 汚い色になっており 木もすっかり枯れていた… 巫女 陽明 聖母 (ヨウメイ マリア) 「こうなってるのは 予想してましたが… やはり…ひどいですね…」 陰陽師 悪狐 道義 (アクキツネ ミチタダ) 「空中庭園の亡霊はどこだ…」 みんなが辺りを見回し 俺も辺りを見回した… お嬢 「あそこにいますわ…!」 お嬢がテレパシーで声をかけてきた ビニールハウスの上を指差している
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