7人が本棚に入れています
本棚に追加
/67ページ
俺は視線をﾋﾞﾆｰﾙﾊｳｽの上に向ける
お嬢
「あれは少し強そうです…
わたくしに殺らせてください」
お嬢にそう言われたら
殺らせるしかないな…
俺はお嬢を召喚した
2mある彼女はとにかく細長い…
俺は彼女の継ぎ接ぎの糸を
霊力でほどいた…
それと、同時に彼女の継ぎ接ぎを部分から
銀色の骨で構築されたﾄｹﾞが飛び出す
そこにﾋﾞﾆｰﾙﾊｳｽの上にいた
ﾛｰﾌﾟに吊られた亡霊が降りてきた
目を見開くお嬢…
お嬢
「いきますわよ！」
お嬢が両手の力を抜くと
肩を左右にゆらりと揺らすと
お嬢が舞い始めた
その動きに、首吊り男子亡霊は
見とれてんだかわからないが
動きを止めていた
お嬢はそのまま
その亡霊に襲いかかる
彼女に俺の頭の中のｲﾒｰｼﾞを伝える
激しく首吊り亡霊を攻撃しはじめる
亡霊は吊られてるﾛｰﾌﾟが切れて地面に倒れた
死霊術師（ﾈｸﾛﾏﾝｻｰ）
影山 光
（ｶｹﾞﾔﾏ ﾐﾂﾙ）
「よし…それぐらいでいい！お嬢！」
とお嬢に声をかけると
彼女が舞いながらこちらに来たため
すぐに霊力で継ぎ接ぎをしなおす
そろそろ暴走のﾀｲﾑﾘﾐｯﾄでもあったからな
陰陽師
悪狐 道義
（ｱｸｷﾂﾈ ﾐﾁﾀﾀﾞ）
「悪霊退散！成仏するんだ！″封″！」
ﾎﾞﾛﾎﾞﾛになった首吊り亡霊に
お札を貼りつける悪狐
最初のコメントを投稿しよう！