第2章【20AN年4月1日(真月曜日)】

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これは、回復祈祷だ… 体力が回復するのを感じる… 死霊術師(ネクロマンサー) 影山 光 (カゲヤマ ミツル) 「そんじゃ…サクッと片付けよう…」 と俺等はプールに向かう プールに沈んだ不良だったものの死体は ぶよぶよしていて 見るに耐えないほどエグくなっていた… 3年も沈んでるとこうなっちゃうんだな… プールから髪の毛が溢れだしてきた…! それはうねり俺等の足を絡めて 引き込もうとしている 俺等は後退った… 俺は霊力の爪を構えたまま 奴の出方をうかがう… 溺死死体が浮かぶプールの真ん中から ひときわエグい姿の不良女子の亡霊が 勢いよく飛び出してきた… すでに両目はなく 口のなかも真っ黒で その肌は青白い…その、亡霊は俺等を見回す 最初にめをつけられたのは陽明… 彼女は急いで緊急回避して 攻撃をやりすごす 次は悪狐を狙ったようだが 悪狐は梵字の結界を瞬時に作り出す その亡霊はその結界にぶつかり 今度は俺の所に来た…! 俺は瞬時に霊力の爪で防御したが 俺の腕をがっつり掴んできたんだ… そうしてるうちに 髪の毛が俺の足に絡み付いてきた… 俺は抵抗しながら、姐さんを呼び出した
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