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俺等はプールサイドから離れ…
正門近くの木のそばに向かう
いつのまにか
その木の近くに置いてあった俺等の荷物…
悪狐が置いたんだろう…
あの荷物を持っていたのは
この黒服陰陽師だし…
巫女
陽明 聖母
(ヨウメイ マリア)
「…!いつの間に…」
陽明がその荷物に駆け寄ると
さっそく荷物を開ける…
巫女
陽明 聖母
(ヨウメイ マリア)
「持ってきといて
よかったです…んしょっと…!」
そう言うと陽明はいつの間にやら
荷物に入れていた折り畳みテントを取り出す…
どうりで荷物が多いと思った…
死霊術師(ネクロマンサー)
影山 光
(カゲヤマ ミツル)
「持ってきてたのか…それ…」
俺は思わず苦笑を浮かべる
陰陽師
悪狐 道義
(アクキツネ ミチタダ)
「まあ、いいではないか…
寝袋もあるし…快適に休めるぞ」
俺等はキャンプしに来た訳じゃないんだが…
まあ、いいか…
俺と悪狐はテントをはるのを手伝った
しばらくして組み立てたテントは
意外と大きかった…
俺は小さくて狭いテントを想像していたから
少し…驚いてしまった…
荷物を悪狐がテント内に運ぶ…
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