第2章【20AN年4月1日(真月曜日)】

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俺等はプールサイドから離れ… 正門近くの木のそばに向かう いつのまにか その木の近くに置いてあった俺等の荷物… 悪狐が置いたんだろう… あの荷物を持っていたのは この黒服陰陽師だし… 巫女 陽明 聖母 (ヨウメイ マリア) 「…!いつの間に…」 陽明がその荷物に駆け寄ると さっそく荷物を開ける… 巫女 陽明 聖母 (ヨウメイ マリア) 「持ってきといて よかったです…んしょっと…!」 そう言うと陽明はいつの間にやら 荷物に入れていた折り畳みテントを取り出す… どうりで荷物が多いと思った… 死霊術師(ネクロマンサー) 影山 光 (カゲヤマ ミツル) 「持ってきてたのか…それ…」 俺は思わず苦笑を浮かべる 陰陽師 悪狐 道義 (アクキツネ ミチタダ) 「まあ、いいではないか… 寝袋もあるし…快適に休めるぞ」 俺等はキャンプしに来た訳じゃないんだが… まあ、いいか… 俺と悪狐はテントをはるのを手伝った しばらくして組み立てたテントは 意外と大きかった… 俺は小さくて狭いテントを想像していたから 少し…驚いてしまった… 荷物を悪狐がテント内に運ぶ…
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