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流れてきた赤黒い液体に
足を滑らせそうになった俺らは
すぐさま手すりに捕まり
滑らないように体を固定する
その液体には得体の
知れない肉片も含まれていた…
しばらくして流れが止まり…
俺らはすかさず2階にあがった
2階は寮の部屋がびっしり並んでいる
気のせいか1階より暗い気がする
俺らは慎重に2階の様子を伺う
特に異常はないが警戒して損はないだろう…
俺らは2階の廊下に出てそのまま3階にあがる
3階を無事にあがりきり…
いよいよ、大浴場があると言われる四階に向かう…
四階の廊下に出たとき頭上を再びなにかが掠める!
1階で俺らに襲いかかったやつだ!
首から出血してるから
血の雨が再びふる
しかし、今回は1度でなく3回連続だ
俺らは廊下に出ていたが
思わず階段まで押し戻される…
俺らの足元に向かって…
赤黒い血液を滑って来る
不良女子…!不良男子も滑ってきてる…!
俺は嫌な浮遊感を体に感じた…
死霊術師(ネクロマンサー)
影山 光
(カゲヤマミツル)
「おわっ…!」
俺は派手に階段から転げ落ちてしまった…
それに巻き込まれて悪狐、陽明も
階段から転げていく…!
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