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死霊術師(ネクロマンサー)
影山 光
(カゲヤマ ミツル)
「ああ、そうだな…
こいつら…起き上がって来なければ良いが…」
「大丈夫です、起き上がってきたら
切り刻むまでですわ…」
今、喋ったのは俺のパートナー
最初に少し紹介した継ぎ接ぎ
だらけのどっかのご令嬢…
彼女の名前は少し長いんで
俺はいつもお嬢と呼んでる
まあ、この際だから言っておこう…
この継ぎ接ぎのお嬢の名前は
″コルテ・ベビーアイズ=ロズ・マリークワント・ギロティーナ″
はあ…言うだけで疲れた…
んで…ちなみに彼女は2mある…
身体中が継ぎ接ぎされてるのは
生前、ストーカーに解体されたからだそうだ…
彼女の縫い目のいちぶを霊力で
ほどいてやると、鉄のように硬い
鋭い骨が飛び出して舞うんだ…
彼女の全身はもはや凶器…
だからどんな亡霊でもゾンビでも
ぐちゃぐちゃに切り刻む…
敵をある程度倒したら
また、霊力で継ぎ接ぎしないと
俺等まで切り刻まれそうに
なるのがたまに傷だがな…
大体、どれぐらいで
暴走するかは分かってる
だからその前に継ぎ接ぎをしてやるんだ
雑魚相手にお嬢は呼び出さない事にしてるが
たまにこうやって喋って来る
彼女の口も縫い付けてあるから
テレパシーを使ってくる。
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