第2章【20AN年4月1日(真月曜日)】

4/25

7人が本棚に入れています
本棚に追加
/67ページ
死霊術師(ネクロマンサー) 影山 光 (カゲヤマ ミツル) 「ああ、そうだな… こいつら…起き上がって来なければ良いが…」 「大丈夫です、起き上がってきたら 切り刻むまでですわ…」 今、喋ったのは俺のパートナー 最初に少し紹介した継ぎ接ぎ だらけのどっかのご令嬢… 彼女の名前は少し長いんで 俺はいつもお嬢と呼んでる まあ、この際だから言っておこう… この継ぎ接ぎのお嬢の名前は ″コルテ・ベビーアイズ=ロズ・マリークワント・ギロティーナ″ はあ…言うだけで疲れた… んで…ちなみに彼女は2mある… 身体中が継ぎ接ぎされてるのは 生前、ストーカーに解体されたからだそうだ… 彼女の縫い目のいちぶを霊力で ほどいてやると、鉄のように硬い 鋭い骨が飛び出して舞うんだ… 彼女の全身はもはや凶器… だからどんな亡霊でもゾンビでも ぐちゃぐちゃに切り刻む… 敵をある程度倒したら また、霊力で継ぎ接ぎしないと 俺等まで切り刻まれそうに なるのがたまに傷だがな… 大体、どれぐらいで 暴走するかは分かってる だからその前に継ぎ接ぎをしてやるんだ 雑魚相手にお嬢は呼び出さない事にしてるが たまにこうやって喋って来る 彼女の口も縫い付けてあるから テレパシーを使ってくる。
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加