side 宮本茜

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「おじゃましました。」 私達は朝比奈君の家を後にする。 結局、彼はそこにもいなかった。 彼は・・どこに行ってしまったのだろう? 「最後に、一つだけいいかしら?」 私達は頷く。 一体、なんだろう? 「あなた達は、これからどうするのかしら?」 ・・考えてもいなかった。 これから・・どうすればいいのだろう? 「すぐ答える必要はないわ。  ゆっくり探してみればいいと思うの。  ・・迷ったらまたいらっしゃい。」 そうして、私達は帰路に着いた。 もう夕日が指していた。 「これからどうするか・・か。  とりあえずさ、ご飯でも食べに行かない?」 そして、3つの影は街の方へと向かっていった。
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