今宵の月は・・・・

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カクンと膝に力が入らなくなって、弟にもたれかかる。そこをすくい上げるように姫抱きしてベッドになだれ込んだ。 「はなし・・・・聞くって・・・・いった・・・のに・・・・やぁ・・・あっ・・・///」 ベッドに飛び込んだら、すぐにズボンを剥ぎ取られて、Yシャツだけの情けない姿になってしまった。膝をグッと押し込まれてM字開脚にされてしまう。桂斗は一生懸命ワイシャツで自分の勃ち上がったモノを隠そうとした。 「後ろは隠さなくていいの?すごくエロい色してる。解さないで挿れたくなっちゃう」 そう云われると、今度は手で必死に股間を隠そうとしている。 理玖は、そんな兄がかわいくてしょうがない。 「ホント・・・たまんね」 恋人の期待を裏切るのもまた楽しい。必死に隠そうとするところには触れずに、彼自身の腕に挟まれて隆起した胸の粒に吸い付いた。 「あ・・・んんン・・・」 朱い粒は下の上で転がし、時々甘噛みすると、ピクンと躰が跳ねる。舐め続けると、どんどんふっくら盛り上がって『もっと』とおねだりする。 「昨日はシなかったから、今日は念入りにね」 「おととい・・・・シた・・・だろ」 「毎日でも飽きねぇのに、昨日シなかったなんて死にそうな位なのに・・・・桂斗は違うの?」 そう問われると、辛い。正直、自分も欲しかったのだ。 「だから、イヤとダメは禁止ね」 あとは頷くという選択しか残っていない。 こうやって、いつも半ば強引に承諾させられる・・・・・でもどこかで自分も望んでいるから厄介なのだ。 「桂斗って痛いの好き?」 「好きな・・・わけねぇ・・・」 「痛みと快感は紙一重っていう話だけど」 そう云いながら、ベッドサイドのチェストから道具をポンポン出してくる。 「ヤダ・・・・」 「ヤダは無しって言ったでしょ」 ベッドに並べられた道具の一つを掲げて、とろとろとジェルを流し始めた。 ピンクのスーパーボールが繋がった器具にジェルが絡みつく。なにをするのか想像はついた。 さっきから大きく広げられた秘部に、埋め込まれるものだ。 「解して・・・ないのに・・・」 「解すために挿れるの」 弟はにっこりと笑うが、目は欲情に濡れている。そんな顔を見て、自分も煽られている。 硬く窄めたトコロにジェルを纏ったボールが押し当てられると、ひんやりとしてするっと飲み込まれていくのがわかった。
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