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卒業という名のひとつの区切り。
それが終われば、自分には価値はなくなる。
そんな気がする。
他人にはそんなことない、なんて言ってる自分。
他人は輝ける場所があるから言えるんだ。
僕にはないから。
学校というとこから解放された。
つかの間の休息さえ終われば、一生の社会の枷は外れない。
イヤなことから逃げたいと思うのは当たり前ですよね?
立ち向かう人いるだろうけど、イヤなことから逃げるということは
社会では甘い、ということらしい。
だったら、遠回しにアンタに自由時間はない。働け、死んでも働け。と言ってますよね。
固すぎるね?前の人の考えは。
あーあ、自分が何したいかわからない。
考える時間さえ与えられない。
大人になりたくない、子どものままで。
二十歳になる瞬間に僕は枷を外しましょう。
彼はそう言っていたんだ。
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