第3章 そして帝国へ

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彼は近衛騎士達と共に一路帝国へと向かう。 馬車の中には近衛騎士達唯一の女性騎士が王女の看病をしている。 彼は【世界の知識】を使い、帝国内外にどんな建物などが有るかを知り得る。 近衛騎士の隊長格の名前はハワード、馬車の中の女性騎士の名前はレイと言う。 彼は王女が倒れた時に魔力を渡そうと考えていたが、ハワードが「それはムリ」と断言。ハワードは彼が近づいて来た事と治療をすると言っていた事から、魔力を渡そうと考えている事がわかった。 魔力は個人個人で魔力の質やキャパなどの関係で、体に適合しない事の方が殆どだ。 帝国内部ではギルドはもちろん、素材屋、武具屋、宿屋なども有る。さらに馬屋、製鉄場またはタタラ場が有り、製鉄をしている。 帝国の中心部で、周りは城壁並の厚さで、50CMの上下に通路が作れるぐらい頑丈なレンガ製。また道路も石畳で、広い。 中心部の家の並びは中心から王城、貴族街、商業地、国民街となる。ギルド等は商業地に有るし、商業地と王城では身分格差禁止が出ている。 地形は王城の辺りが小高い山のようになり、生活している。
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