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2003・12・25
日本・ロシア共同深海棲艦研究班
主任： ボルグ・ケーシ
日米安全保障条約をアメリカが破棄。
米軍、日本より完全撤退した。
我々にはあまり時間は残されていない。
急がなければ・・・・・・
捕獲した深海棲艦より彼らの弱点がわかった。
彼らはイオンナトリウム鉱石を含む兵器に弱い。
実際 2003・12・10にあった横須賀港防衛戦において海上自衛隊第10護衛艦群所属むらさめ型15番艦「むらくも」がハープーンMKⅡを使用し敵軍3隻撃沈との報告を受けている。
ハープーンMKⅡは軽量化のため、弾頭にイオンナトリウム鉱石を使用している。
しかし、イオンナトリウム鉱石は日本の石川、岡山、高知、山梨、青森、鹿児島にしか産出しない貴重な鉱物資源だ。
私は日本政府に鉱物探査の要請を取り付けるがさてこの要請が通るのかどうか・・・・
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200４・1・3
日本・ロシア共同深海棲艦研究班
主任： ボルグ・ケーシ
日本政府は鉱物探査の要請を正式に了承したが、探索には時間がかかるとのことだった。
私はこの日、捕獲した深海棲艦を利用し、新たな兵器を作る。
わかっている。これがどれだけの禁忌を犯すかということを・・・・・
生きている生物を改造するなど・・人道的ではない。
でもこうしなければ我々が死んでしまう・・・・
許してくれ・・・・
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