episode3 四国大規模空襲迎撃戦

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2350 小豆島池田湾 榛名 艦上 榛名よりもル級のほうが早く到着していたらしく、無人防衛要塞の島が砲撃されていた。 「敵、戦艦ミユ。方位112、距離1200」 敵のル級は船体から旧イギリス海軍フッド型 巡洋戦艦に似ている。武装は42口径15inch連装砲4基、45口径4inch連装高角砲7基、40口径2pdrポンポン砲3基、21inch魚雷発射管4門、7inch対空ロケット20連装砲5基が確認できる。 榛名が敵の発見を伝えると 「よし!右舷、砲雷撃戦用意!舵そのまま」 榛名は右に全砲門をむけると 「榛名、まだ撃たないで!」 「えっ・・・・でも提督!」 「もっと引き付ける」 ル級は池田湾内に誘われるように入ってきた。ル級と榛名の現在位置上、同航戦であるが、ル級のほうが速度が速い。ル級は砲をこちらに向け今に撃ってきそうだ。その時であった。 「っ!」 「敵艦発砲!」 「いくつ?」 「4発です!」 ドーンドーンと榛名の付近に弾着した。試射であるため、あたるわけはないのだが、次は当ててくると感じだ翔太は・・ 「榛名!1,2番主砲斉射、目標ル級艦尾!」 「了解!1,2番斉射始め!」 ドドーンと主砲がうなりをあげて砲弾を打ち出す。主砲は打ち出した後、蒸気を上げている。 「だんちゃーーーーーく・・・・・・・今!」 見事にル級艦尾に命中し敵の移動を奪うことに成功したが… 「っ!雷跡きます!」 「何!?」 ドトーン! 大きな爆発音を立てて、榛名は艦尾に被弾した。
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