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「やはりね・・・・・」
翔太は思った。
戦局的に厳しいこの世の中。提督によるストレス発散や性的欲望をみたすために
性的暴行、監禁、私有化などが近年になって問題されていた。
このような鎮守府を「ブラック鎮守府」とマスメディアは報道していた。
ベットに眠る少女・・・おそらく金剛型3番艦 榛名であろう。
こんな少女を見ると戦場に出れない自分が情けなくなる。
でも彼女らを守るために、提督が存在するのだと翔太は胸の中で思うのであった。
書類の整理が終わると、ホコリがたまっている部屋を片付けようとした時・・・
「んんっ・・・・。ここは・・・?」
榛名は上体起こして周りを確認すると・・・・
「あれ?・・・あなたは・・?」
「僕?ぼくは、徳北翔太。新しく着任した提督だよ」
「ふぇ・・・・提督!?
失礼しました!金剛型3番艦 榛名です!
ええっと・・・」
榛名は顔をあからめると
「気にしないで、疲れているのは艦娘も同じだから」
「は、はい・・・」
翔太は榛名の姿を見て、「乙女だよな」と思った。
「ところで、榛名。翔鶴と瑞鶴は?」
「買い物に行ってますよ。もうすぐ帰ってくると思います」
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