episode2 着任~そこには~

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「そうですか。ありがとうございました。」 瑞鶴は買い物を終わらせ鎮守府の前でいた。 今日の夕飯は冷やしうどんだろうか? 瑞鶴の持っている買い物袋にはうどん玉がたくさん入っている。 「じゃあ、瑞鶴。私先に部屋にあがってるわね。」 そう言ってふたりは別れた。 「ただいまー。榛名ぁー」 瑞鶴が提督室をあけると知らない男がいた。 「君、正規空母瑞鶴?」 彼女が振り返ると、そこには甲一種軍装を着た背の高い男が立っていた。 階級は大佐といったところか。 「そうだけど、何?ナンパなら他を当たってよね。というかあんた誰?」 「瑞鶴どうしたの?」 階段を下りてきた翔鶴も驚いた。 見ると知らない男がいるのだ。 瑞鶴が突き返すと男はこう言った。 「僕?ぼくは徳北翔太。ここの新しい提督だよ。」 「へぇ・・・あんたがね・・」 ____________ ______________________________________________________________ 2004年8月4日 1800 高松鎮守府 提督室 「もう・・・翔鶴姉ぇ・・・・なにするのよぉ」 瑞鶴は艤装をだして提督を爆撃しようとしたが 翔鶴に爆撃されてしまった。 「なにするのぉ・・・じゃないでしょ。瑞鶴。提督に謝りなさい」 「はぁ~い」 翔太は提督室に備え付けられている台所にて 夕飯の調理をしている。他の鎮守府では、違う場所に備え付けられているのだが ここでは提督室の右奥に備え付けられいる。台所と提督室は暖簾で仕切られいるだけだ。 「提督さん。夕飯まだぁ?」 瑞鶴が台所まできて、夕飯を急かす。 「もう!瑞鶴ったら・・・」 翔鶴があきれている。 「いいよ。翔鶴。 はい、これ持って行って」 翔鶴は笊に入れたうどんを持っていく。 「榛名ぁ~榛名ぁ~」
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