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「そうですか。ありがとうございました。」
瑞鶴は買い物を終わらせ鎮守府の前でいた。
今日の夕飯は冷やしうどんだろうか?
瑞鶴の持っている買い物袋にはうどん玉がたくさん入っている。
「じゃあ、瑞鶴。私先に部屋にあがってるわね。」
そう言ってふたりは別れた。
「ただいまー。榛名ぁー」
瑞鶴が提督室をあけると知らない男がいた。
「君、正規空母瑞鶴?」
彼女が振り返ると、そこには甲一種軍装を着た背の高い男が立っていた。
階級は大佐といったところか。
「そうだけど、何?ナンパなら他を当たってよね。というかあんた誰?」
「瑞鶴どうしたの?」
階段を下りてきた翔鶴も驚いた。
見ると知らない男がいるのだ。
瑞鶴が突き返すと男はこう言った。
「僕?ぼくは徳北翔太。ここの新しい提督だよ。」
「へぇ・・・あんたがね・・」
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2004年8月4日
1800
高松鎮守府 提督室
「もう・・・翔鶴姉ぇ・・・・なにするのよぉ」
瑞鶴は艤装をだして提督を爆撃しようとしたが
翔鶴に爆撃されてしまった。
「なにするのぉ・・・じゃないでしょ。瑞鶴。提督に謝りなさい」
「はぁ~い」
翔太は提督室に備え付けられている台所にて
夕飯の調理をしている。他の鎮守府では、違う場所に備え付けられているのだが
ここでは提督室の右奥に備え付けられいる。台所と提督室は暖簾で仕切られいるだけだ。
「提督さん。夕飯まだぁ?」
瑞鶴が台所まできて、夕飯を急かす。
「もう!瑞鶴ったら・・・」
翔鶴があきれている。
「いいよ。翔鶴。 はい、これ持って行って」
翔鶴は笊に入れたうどんを持っていく。
「榛名ぁ~榛名ぁ~」
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