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2004年 8月4日
2100 高松鎮守府 2階廊下
今日の秘書官は榛名だ。
着任したばかりでこの鎮守府をあまり知らないので榛名に
案内してもらっていた。
「ここが榛名たちの部屋です。翔鶴、瑞鶴たちと一緒に住んでいます。」
4畳の部屋の中に3段ベットがあり、廊下と反対側になるように机が置いてあった。
「へぇー。ここが部屋なのか。」
「本当は戦艦寮、空母寮と別れるのですが・・・・ここの鎮守府は配備されている艦娘が少ないですから、一緒に住んでいます。」
次に翔太たちは2階の露天風呂にやってきた。
艦娘の入渠は1階であるが、2階の露天風呂は英気を養うために作られている。
「提督は22時から利用してくださいね。21時30分までは榛名たちが使うので。」
「了解~」
提督室
提督室にもどってきた翔太たちは、窓の外に映る高松港を見ながらゆっくりしていた。
明日になれば、いろいろと挨拶行かなければならないところもある。しかしながら今日の報告書だけは作成しておかなければ、海軍西部司令部長、山本三郎に怒られてしまう。
「ええっ・・と。これでOKと・・・」
報告書は以下の通りであった。
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報告書
高松鎮守府 徳北翔太
2004年 8月4日
前任者よりの引継ぎ完了
現戦力での瀬戸内海東および紀伊水道の防衛は困難
深海棲艦太平洋方面部隊との遭遇および紀伊水道防衛のために駆逐艦隊の配備を要請
以上
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「榛名-。これを西部方面司令部に送っておいて-」
「わかりました。提督」
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