足柄さんと花火(前編)

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~食堂~ 叢雲「アンタ!!よくも吹雪けしかけてくれたわね!!」 提督「待て、何をそんなに怒っている?」 叢雲「アンタが間宮のサービス券渡したせいでお腹いっぱいになって夕飯食べきれないのよ!!好物なのに!!」 食堂に入るや否や叢雲が掴み掛かってきた。やだこの子恐い 提督「えwそれはwww叢雲さんのwww自業自得じゃないですかwwww」 叢雲「っ!!このっ!!」 那智「おい皆!!叢雲を押さえろ!!」 吹雪「落ち着いて叢雲!!」 龍驤「どないしたんや!!」 長門「誰か提督を殴れ!!」 瑞鶴「任せて!!」 一瞬にして地獄絵図が出来上がった バァン!! 突然机を強く叩く音がしたので皆の目線がそっちに向く 鳳翔「提督、食事の支度が済みましたよ?」 提督「はい!!すみませんすみません……」 鳳翔は提督と足柄の分の食事を置き、提督を呼ぶといつの間にか提督は席につき壊れた様に謝罪の言葉をいい続けるのだった 叢雲「……」 吹雪「……」 那智「……」 龍驤「……」 長門「……」 瑞鶴「……」 改めて、鳳翔さんには逆らってはいけないと誓う艦娘たちだった 30分後 提督「ごちそうさまでしたーうまかったー!!」 足柄「ごちそうさまでした、じゃあ提督今日の仕事はこれで終わりよね?戻っていいかしら?」 提督「おうよ、ご苦労さん」 足柄が部屋へと戻っていくのを見届けると、提督は自分のと足柄の食器を片付け(と言っても返却口に返すだけなのだが)1人の艦娘を探した あ、見付けた割りと近くにいた 提督「大井っち」 大井「今度その呼び方で呼んだら私の魚雷を使って貴方を艦娘にしますからね」 提督「何それ恐い、ごめんなさい」 大井「で、何の用ですか?」 提督「明日秘書艦大井っ…だよね?仕事夕方には上がって大丈夫よ、飯も付き合わなくていいってのを伝えときたかっ」 大井「北上さん!!…ってあれ?」 提督「北上なら食器返しに……あれ?今目の前にいたはずの大井がもう北上の隣にいる…ま、いいや」 そして提督も自室に戻る 提督「………なんかあったときは頼むぞ」 誰に向けてか、提督はそんな言葉を口にした
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