足柄さんと花火(後編)

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ふと、ドアノブに手を掛けたところで提督の動きが止まった 提督(ははーん読めたぞ、これは扉開けたら足柄が着替えていてキャーギャーの展開になっていくパターンのやつだ。そうは行くかと俺はドアノブから手を引いた) ガチャ 那智「提督の奴を呼びにいってくる、逃げるなよ足柄」 足柄「ちょ、急に扉開けないでよまだ着物着てな……」 提督「嘘でしょ」 妙高「あらら」 羽黒「はうぅぅ」 那智「足柄よ、提督いたぞ」 足柄「退かないで那智!!提督もこっち見ないで!!」 足柄はしゃがみこむと同時に足元にあった下駄を投げてきた 那智「うお、アブね」 提督「……僕は悪くない」ゲシャ 那智が寸前でかわした下駄は提督の顔面にCritical hit(174)を叩き出し鈍い音をあげた 妙高「て、提督ーー!!」 提督が倒れる音を掻き消すように妙高の声がこだました
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