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0.誰も知らないふたりの恋…
雪がとけた さいごの冬
休憩室であなたとバッタリ。
私の心は、やっぱり自然に飛び出て
あなただけを見つめてる。
髪の毛ボサボサのあなたも、
少し恥ずかしそうに、私を見つめてる。
油断してたあなたもカッコいいと
言っちゃいそうだから、私は息を止めた。
あなたの前だけ、私マスクを顎まで下げる。
だって、あなたのために、
いつもメイク頑張ってるんだもん。
結ばれないからこそ、
目一杯の私を覚えてて欲しいの。
他の人は、誰も知らない。
ふたりの恋―――…
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