人生の転機

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まずは、須賀が同じ会社に入社していたことだ。 あいつとはここぞという時に考えることが被る。まあ、別にいいが。 そして、自分が思っていたよりも早く、同期と打ち解けられたことにも驚いた。 俺は特別社交的でもなければ、気の合わない連中に無理に帳尻合わせて馴れ合う性格でもない。 だから、同期であろうと何だろうと「上辺だけの、仕事を共にする上での関係」止まりになる可能性も無くはないと思っていた。 しかし、その予想は大きく裏切られた。 須賀は勿論だがその他に、平瀬と西野という女2人と気が合い、4人でよくつるむようになった。
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