私と日向君

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小学校よりも前、ずっと昔の記憶にあったこと。 遠く、遠く、どこまでも遥かなる天の向こうまで伸びていった火葬の煙。 それを見送った泣きわめく私を、お父さんは慰めるようにずっと抱っこしていた。 バイバイ、大好きなお母さん。 さようなら。
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