私の大切な御主人様

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『おやすみ』 御主人様はベッドの上で横になっている私に優しく声をかけて下さると、部屋の明かりを消して同じベッドで横になられた。 『………』 私はカーテンの隙間から差し込む明かりを頼りに部屋の中を見渡して、特に興味を引く物がないのを確認すると、一日の仕事で疲れているのか、直ぐに穏やかな寝息をたて始めている御主人様の顔をじっと見つめてから。 「ニャーッ」 私の飼い主である、大切な御主人様を起こさないように小声で鳴いてから。御主人様の身体の横に私の身体を横たえて、一緒に眠る事にしました。
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