素材というもの

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「自分は何者なのか?」 思春期を経験した人ならば、少なからず考えたはずです。 その結果は、「分からない」と思った人がほとんどでしょう。 そうしているうちに大人になり、「自分は何者なのか?」と考えたことさえ忘れてしまいます。 そうして『只の人』になる。 『只の人』になりたくない……そう足掻いて、もやもやしているのが自分。 只の人ではないからといって、有料ではありません。そこはNHKとは違うところです。 自分は何者なのか? 社会の害毒なのか? 人畜無害なのか? そんなことを考えながら小説を書いている自分が好きです。
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