ロボットは、わいせつ文書を書くのか?

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さて…… かつて私はブログを毎日書くことを習慣としていて、 やはりワイセツ容疑で一度、非公開処置を受けたことがあります。 その時は、公開の翌日、見ることができなくなっていましたから、 おそらくロボットが単語をチェックしていたのでしょう。 アメリカが軍用に開発したインターネット技術が、 市民の身近になったのはウインドウズ95が利用されるようになったころからです。 95は、1995年のことですから、かれこれ25年という、まだ短い歴史しか持っておりません。 今では当たり前になったヤフーやグーグルといった検索サイト。 先行者のヤフーは、人力で単語を拾い出すことからそれを始めたのですが、 インターネット上に散らばる情報は人間の手に余る。 というわけで、ネット上に拡散する単語を拾い集めるロボットが開発され、 それが検索に利用されるようになりました。 同時に、市民がEメールを使用するようになると、 テロリストのような悪人も使用するということで、 アメリカの公安機関では、 ネット上を走るデータに盛り込まれている『爆弾』『爆破』『武器』などといった 犯罪につながる用語をチェックして、テロリストや事件の発見、防止を行っています。 (現在、どんな単語がチェックの対象になっているのかは、わかりません) つまるところ、私たち人間のやり取りは、常にロボットによって見張られているわけです。
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