367人が本棚に入れています
本棚に追加
/1040ページ
エマは突然後ろに振り返り、即座に号令を下した。
「身体は大丈夫だ! 行くぞ!」
「「はいっ!」」
「他の連中は?」
「すでに召集を掛けています。皆、また『頭』と共闘出来る事に歓喜しています!」
「そうか......よし、出発だ!」
エマ、そして『赤』『黄』の3人は、車へ向かって、あっと言う間にその場を走り去って行く。
母はそんな去り行く『娘』の姿を、見えなくなるまで目で追っていた。
さようなら......牧子。
さようなら......勝也。
............
............
............
最初のコメントを投稿しよう!