第二十一章 Dr.八雲 

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エマは突然後ろに振り返り、即座に号令を下した。 「身体は大丈夫だ! 行くぞ!」 「「はいっ!」」 「他の連中は?」 「すでに召集を掛けています。皆、また『頭』と共闘出来る事に歓喜しています!」 「そうか......よし、出発だ!」 エマ、そして『赤』『黄』の3人は、車へ向かって、あっと言う間にその場を走り去って行く。 母はそんな去り行く『娘』の姿を、見えなくなるまで目で追っていた。 さようなら......牧子。 さようなら......勝也。 ............ ............ ............
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