第二十二章 珠(たまき)の結末

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やがて『黄』の放った銃声は、山を伝い、星に跳ね返り、そしてエマの耳にも届いて行った。 バンッ...... ............ ............ 『黄』...... すまない...... エマは走る。 振り返る事無く、ただ走り続けた。 一方、 反対側の山奥では...... ガー、ガー、ガー。 顔面血だらけで居眠りに更ける男が一人。 「う~ん。珠サ~ン......エマサ~ン。もう食べれマセンって......」 この男が活躍する日は、果たして訪れるのであろうか......
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