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足音は更に近付いて来る。
3m、2m、1m......
そして、
扉は開かれた。
ギー、バタンッ!
「......」
「......」
「......」
一体どうしたと言うのだろうか......
............
............
............
圭一は引き金に指を掛けたまま、完全にフリーズしている。
圭一の身体は俄に震え始め、なぜか目からは大量の涙がこぼれ落ちていた。
そして、震える唇で呟いた。
「エマ.......さん......」
「けっ、圭一なのか?!」
「コノ泥饅頭が圭一サン?!」
............
............
時刻は、
すでに14時を回っていた。
残された時間はすでに3時間を切っている。
この後、4人の前に立ちはだかろうとしている者は他でも無い。『人間』だった。
4人はまだ知らなかった。
今この『マンタ洞窟』に、『アマゾネス』4部隊全てが集まって来ている事を......
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