第二十七章 最強兵士

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「じゃあ、真っ当な道に戻ればいいじゃない」 あっけらかん...... いつもの美緒の口調だ。 「コ、コンナカラダ......テオクレ」 俯く5人。 「遺伝子操作されたんでしょう。だったら遺伝子元に戻して貰えばいいんじゃない?」 またしても、あっけらかん。 すっかりいつもの美緒に戻っている。 「「ムリムリ、ムリムリ」」 「「ムチャムチャ、ムチャムチャ」」 揃って首を横に振る5人。 首振り人形みたいだ。 よくよく見れば、 意外とこいつら可愛いいじゃん! なぜか愛らしさを感じる美緒。 鬼神の中に、母性が芽生える。 ん、ん、ん...... 困った。 トイレが私を呼んでいる...... 突然我に返る美緒。 トイレが呼んでいると言っても、トイレなどと言う近代的な設備が完備されているとは思えない。 この大自然にして、この連中。 トイレも大自然であるに違いない。 「ちょっと散歩してくる」 美緒は突然立ち上がった。 すると、 「うっ......」 突然、傷を負った下腹に電撃が走る。応急処置がされているとは言え、傷が癒えた訳では無かった。 「ヤクソウヌッテ、ヌイアワセ、デモマダダメ」
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