シリウスの輝き

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目を覚ますと そこはいつもと変わらない私の部屋のベッドの上だった。 ああ、変な夢を見たな…。 「おはよう!咲夜ちゃん!」 私の胸の上には赤色の服を着た親指くらいの男の子がいた。 「咲夜ちゃん?ルクレイだよ!昨日のこと忘れちゃったのかな?」 ルクレイは一人で勝手に話し出す。 昨日…。 確か、ルクレイが現れて願を…。 私ははっとして鏡を見た。 あっ、二重になってる…。 「どう?咲夜ちゃん、お望み通り二重になってるでしょ?」 「す、すごい!ルクレイすごいよ!二重だぁ…。 目が、大きくなってる…。」 「よかったね、咲夜ちゃん! さあ!次の願いは何?かわいくなりたいんでしょ?」 「次…?あっ、五つ叶うんだっけ? えっと、次の願いは…。」
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