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「次の願いは、私の鼻をもっと高くして!ドール人形みたいに!」
「わかったよ!咲夜ちゃん!」
そして私はまた睡魔に襲われた。
気がつくとそこは保健室のベッドの上だった。
「あら、あなた起きたの?大丈夫?トイレで倒れていたらしいけど…。」
「あっ、大丈夫です…。あっ!あの!それより鏡ってありますか?」
「鏡?鏡ならそこに…。」
私は急いで鏡で顔を確認する。
「わぁ…!」
確かに鼻が高くなっていた。
「ルクレイ、すごいよ…。」
小さな声でルクレイに話しかける。
「よかったね!咲夜ちゃん!」
「うん、すごくうれしい。でもね、ルクレイ。ドール人形はもっとスタイルがいいんだ…。
そうだ!一気に二つ願いを叶えることはできる?」
「もちろんだよ!咲夜ちゃん!」
「なら、一気に二つ叶えてほしい!
ちょうどここは保健室だし眠っても怪しまれないよね。」
「大丈夫だよ!さあ、咲夜ちゃん願いを言って?」
「ルクレイ。私にくびれをちょうだい。そして、胸を大きく、綺麗にして!」
「わかったよ、咲夜ちゃん。僕に任せて。」
ルクレイが私の周りを回り始めると私はまた深い眠りについた。
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