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了「生きては戻れぬ島だと噂されてるけど、バリバリ隊員さんがいますね」
物々しい基地の隊員を眺めながら「調子狂うな」と歩いていると、了の眼前でオスプレイの胴体が真っ二つに斬れる。
そこから腰まである長い髪にセーラー服ミニスカで艶めかしい足を露出させた、美貌の鞍馬天(くらまてん)あえか登場。
了「君、大丈夫かい?」
あえか「我は鞍馬天あえか。お前これが見えないのか?」気絶したヘリのパイロットに眼をやる。
了「もうちょっとで見えます」あえかのミニスカを覗く。
あえか「不埒千万ッ!」了の顔面にめり込むほど足蹴。
了「怪我がないか心配しただけなのに」痛がる。
あえか「ふん、お前に心配されたくはない」
そこにモヒカン男が通り、了の肩にぶつかった。転がる了。
モヒ男「ゴメンな、108番君。そんな脆弱な呪力だから余所見するんだぜ」腕輪の97番を見せつける。
了「どういう意味?」
あえか「この番号は呪力の序列を表している」腕輪の番号4を向ける。
それを見たモヒ男が「うっ」と呻いて、スゴスゴと退散する。
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