プロローグ

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「うわぁぁぁ~~~・・・っ!?」 部屋の主、高野 僚(たかの りょう)は咄嗟に手を振り払うと起き上がり、相手から離れ、壁にドンッと背をつける。 恐らく顔が真っ赤なハズだ。 「やれやれ…」 自分とソックリな顔が、呆れたようにため息をつき 「毎日やってるだろ?」 クスッとイジワルっぽく言い放つ。 勿論、鏡ではない。 双子の兄、悠(ゆう)だ。
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