プロローグ

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俺が顔を上げると両手で顔を包み込まれる。 「え・・・っ」 胸がドキンッとしてしまう。 な、何・・・? 真っ直ぐ見つめてくる目から目が離せなくなっていると 悠はニーッコリ笑い 「か~わいい!」 と小バカにしたように言った。 「な…っ、な…っ」 俺はワナワナと肩を震わせる。そして 「悠なんか、大っ嫌いだ~~~!!!」 と怒鳴り付けた。
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