第6章

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一平がチュッチュッと歩の体中に吸い付き、白い体に花びらをつける。 「ん~っ、一平っ、し、たも…」 歩が掠れた声でおねだりする。 一平は臍に舌を這わせると、歩のベルトに手をかけた。 僚は咄嗟にその場から逃げ出した。 足音をたてないように。 悠も気が付いて後を追っ掛けてくる。 マズイ、これ以上はさすがにマズイよ…っ! 俺は、歩のナニを見るのはダメだと思ったのだ。 そして、これから行われるであろう行為も。 僚は走って、走って、走って…。 気が付いた時には家に着いていた。
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