第1章

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なので男子校の中では危ない。 そりゃあもう、お盛んな年頃の男の中にいるのだから、いつ襲われても可笑しくない。 でも、歩が襲われた所なんて見たことない。 それは歩自身、しっかり自分の身を守れてるって事だ。 歩は空手有段者なのだ。 そこら辺の男より遥かに強いって事だ。 それと、あと、理由はもう一つある。 「朝から賑やかだな」 俺の耳に美声が届く。
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