同性と付き合う、ということ

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 やよいはきっと......ずっと気持ちを抑えてたんだ。  そう思ったら、やよいが凄く愛しく思えた。    「うん、ちゃんと伝えて欲しい」  そう言って柔らかな栗毛を撫でた私の首にやよいが手を回した。  不意打ちでガクンとなった途端、耳元でやよいが囁いた。  「美来先輩......大好きです」  ふわっと甘い香りが鼻腔を刺激して、蕩けるような声が耳の奥でじんわりと溶けていく。  ちょちょっ......待って。  この不意打ち、ヤバすぎる。  耳だけじゃなく、全身が急激に熱をもって熱くなった。
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