同性と付き合う、ということ

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 その途端、肩をギュッと押されてその温もりが離れた。  「わ、私......   ご、ごめんなさいっっ!!!」  やよいが顔を真っ赤にして勢い良く謝った後、立ちあがった。  「や、よい......!?」  唖然とする私を尻目に、やよいは背を向ける。  「ほん、とに......ごめんなさい」  そう言ったかと思うと、やよいは家を飛び出していた。
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