kefalaio ⅩⅥ †火曜のヴァルフォーレグレース帝国学院†

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ドラキュリア・ヘルツォーク 「ああ、大丈夫だ…学院でちょっと 驚かし疲れただけだ…」 カマリエラは小さく頷く メイド② (カマリエラ) 「そう、ですか… ゆっくり休んでくださいね」 僕も頷いた そうして、いったん 階段をあがって自室に向かう 僕は制服を脱いでシャワールームに入り 頭と体をあらってバスローブに着替えた 腹が減ったな… 僕は食卓に向かうお祖父様は すでに奥で座っていた お祖父様 (ドラキューレ・ヘルツォーク) 「我が孫よ… 今日はよく頑張ったな 明日も学院祭だろ? まあ、頑張りたまえ…」 お祖父様は薄笑いを 浮かべている そうして鮮血料理が並べられ 僕らは夕食を食べた… 先に食べ終わった僕は 休むために自室に向かった シャワーは浴び終わった… あとは寝るだけなんだ 僕は食卓椅子から立ち上がり 踵(きびす)を返して 食卓がある部屋から出て階段をのぼり 自室に入って扉を閉め 少し早いがベッドに入り眠りについた…
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