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目覚ましの音。
そんなものが聞こえる前に、毎日の習慣からか自然に目は覚めていたりするわけだけれど。
身体を起き上がらせて、ベッドから足をおろす
嫌じゃないけど、単調すぎる毎日は。
――ちょっとくらいの娯楽でもない限りは、あまりにも退屈すぎる。な、やっぱ。
「ふぁ~あ」
腕をあげて背筋のストレッチ。
血流が良くなって、目が覚める。――ような、気だけ。する。
さて、なんの変わりもない今日がまた始まる。
「悪い、いま誰も手を離せなくて、お前今から様子見てきてくれないか?」
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