シッソウ

20/35
前へ
/733ページ
次へ
幸いにも、息は、ある。 抱き上げようとした手を払い退けられ、 それでも身体を抱き抱えあげた 「土浦さん、すみません。救急車よりもマンションが近いですし、このまま家に運びます」 「大事がなければ、それで……」 それよりも、俺の足元で雅がママと泣き叫んでいる 「ママは大丈夫だから、帰ろう。雅」
/733ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9452人が本棚に入れています
本棚に追加