3

5/7
12人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
橙side 今日こそは。 そう決めていたんだ 彼女に話しかけてみて 最初は戸惑ってたけど すぐに彼女は優しい顔になっていた 隆「ごめんね、隣嫌だったよね」 実「全然。ありがとうございます」 隆「何が?」 彼女は少し照れていた。 彼女への想いがその時限界に達していた俺は… 彼女を抱きしめていた。 実「え?」 隆「ごめんね   俺、君の事が好きなんだ。   だから今だけは許してくれるかな」 そう伝えると 彼女は俺の耳元で 実「あなたなら、許します。」 そっと彼女を見ると 彼女は顔を赤くして「好きです」と 小声で俺に言った。 そこは俺から伝えたかったな 隆「ずっと好きでした。   俺と、付き合ってください!」 聞こえないふりをして 彼女に思いを伝える。 それしか今は方法が見つからなかったんだ ごめんね?
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!